選ぶのは自分

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

「人 or AI」ではなく「人 × AI」

昨日参加したセミナーのテーマでした。

私自身はツール類やMT/NMTの影響を受けない所にキャリアを積み上げていきたいと考えていたので数年前から準備をしていましたし、その方向性は間違ってはいなかったと思いますが、年次の若い人やこれから翻訳者になりたい方にとっては無視できない問題であることに間違いありません。

景気に左右されずに安泰であるかのように言われてきたメディカル翻訳でも、業務内容によっては人の手を介さない自動処理の実現まであと一歩のところまできています。翻訳会社の話ではなく発注元の企業での話です。途中までは機械翻訳で対応できても最後は人の手に頼らざるを得ない業務や文書もあれば、当面は難しいと考えられているものもあります。

同業者からはあと10年くらいは大丈夫だろうという意見も聞きますが、昨日のセミナーを聞く限り、5年と言わず、3年くらいで大半の現役メディカル翻訳者に影響が及ぶのだろうと感じました。

ただでさえ人気が高いわりに狭き門である翻訳者という職業。これから翻訳者を目指す人たちに一体どれくらいの「人の手で行う翻訳」の仕事が残っているのか...そんな疑問の声も聞こえてきたセミナーでした。

もちろん、影響を受けずに翻訳者として腕を上げつつ収益も上げていく方法はあります。方法は一通りではないと思います。受け入れ共存するという選択肢もあるでしょう。

どんな業界にもヒエラルキーがありピラミッドがあります。どのポジションでどのような仕事をしたいかを選ぶのは自分です。過去の行動の結果が目の前の現実であり未来を作っていくのだと思います。

成功するには、まず始めること、そして続けることと聞きます。それ以前に言うまでもなく、正しい情報を得て正しい方向に力を注ぐことが大切です。一方で本当に心がけるべきは、徳を積み人間の器を大きくしておくことではないかとも思います。

本文とツイートは関係ありません。

それではまた。