翻訳は稼げる仕事なのか

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

 

直球タイトルすみません。

 

多くの方が心配しているのに、なかなか切り出せない質問のひとつ。

 

「翻訳は稼げる仕事なのか」

 

「これから先も翻訳で食べていけるのか」

 

一般論は有識者に譲るとして、ここでは私の知る範囲内のことだけを書きます。

 

少なくとも私にとっては、自身の経歴やスキルを生かしてできる仕事のなかでは「翻訳が一番楽しく、やり甲斐があり、収入になる仕事」です。これは間違いありません。

 

全ての翻訳者や学習者にも同じように当てはまるかどうかは、私には分かりません。

 

当てはまる人もいるでしょうし、当てはまらない人もいるでしょう。

 

「稼げるのか」

 

「食べていけるのか」

 

と心配するよりも

 

「自分はこれでやっていく」

 

と決めることが大切ではないかと思います。

 

確率論で可能性が高い場に身を置いたとして、自分も必ずそうなる保証はどこにもありません。

 

でも、覚悟を決めた人間は強い。

 

覚悟を決めて行動できるかどうか、なのだと思います。

 

実力と少しばかりの運と縁も必要でしょうか。

 

「覚悟」と聞くと悲壮感ただよう何かを連想される方もいますが、私はそうではないと思います。覚悟とは本来しなやかなものです。

 

「需要が安定している」というイメージに惑わされてメディカル翻訳を志願する人が後を絶ちません。ですが目先の損得ばかり考えて行動しても、上手くいかないか、一時的に上手くいったように思えても直ぐに先細りになってしまいます。

 

それよりも、結果がどう転んでも、納得して受け止め、次に進む。

 

それが覚悟です。

 

現実は、労力さえ費やせば誰でも成功するわけではありません。勉強をして努力をすれば全員が翻訳者となり十分な仕事と収入を得られるのであれば、こんなに簡単な話はないのです。それでもやりたいのか、続けたいと思えるかどうか、です。

 

何があっても、長く続けていけるように考えて動くのが、最終的に「これでよかった」と思える場所に行きつくための、唯一の方法だと思います。

 

それではまた。