バイオ・メディカルライター&メディカル翻訳者 山名文乃のブログ

バイオ・メディカルライティングと製薬・治験翻訳

やりたいことが分からないとき、分野を絞れないとき

こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

「好きなことを仕事にしましょう」と言われてすぐに見つかる人は、かなり幸運です。時間を、人生を、効率よく使えます。好きなこと以外に「自分に向いているものは?」と自問自答して最初から的確な答えを出せる人も、少ないと思います。

私自身もずいぶんと迷走しました。好奇心旺盛で興味対象が多かっただけに、絞るのも大変でした。

だからこそ、自身の経験から言えるのは「進むべき道であれば何故かうまくいく」です。そこで必死になって頑張っていると、どういうわけか、何かが、あるいは誰かが後押ししてくれるのです。

もちろん何もせずに、うまくいくことはありません。少しの努力で効率よく、うまくいくこともないでしょう。そこに至るまでには散々無駄なこともしますし、何度も壁にぶつかります。

でも「ここだ!」という場に行き当たれば、もちろん自分でもジタバタと動いているのですが、なぜかふっとうまくいく。それこそが自分のフィールドなのだと思います。

行動には量が大事だとよく聞きます。でも私は無駄も含めて量だと思っています。無駄は決して無駄にはなりませんから、安心して無駄打ちをすると良いと思います。

もうひとつ、量に加えて欠かせないのが熱です。熱意を伴った量、言うなれば「熱量」があってはじめて壁を越えられる、向き不向きもわかるのかなと、そんなふうに感じることがよくあります。

それではまた。