こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。
「好きなことを仕事にしましょう」と言われて、すぐに見つかる人は、かなり幸運な人だと思います。私自身もずいぶんと迷走したと思います。好奇心旺盛で興味をもつ対象が多かっただけに、絞るのも大変でした。
「なにが自分に向いているか?」と自問自答して、最初から的確な答えを出せる人は幸運です。時間を、人生を効率よく使えます。ですが自身の経験からひとつ言えるのは「進むべき道であれば何故かうまくいく」です。そこで必死になって頑張っていると、どういうわけか、何かが、あるいは誰かが後押ししてくれるのです。
もちろん何もせずに「うまくいく」ことはありません。少しの努力で効率よく「うまくいく」こともないでしょう。そこに至るまでには散々無駄なこともしますし、何度も壁にぶつかります。
でも「ここだ!」という場に行き当たれば、もちろん自分でもジタバタと動いているのですが、なぜかふっとうまくいく。それこそが自分のフィールドなのだと思います。
行動には量が大事だとよく聞きます。でも私は無駄も含めて量だと思っています。
そして無駄は決して無駄にはなりません。
もうひとつ、量に加えて欠かせないのが熱です。熱意を伴った量、言うなれば「熱量」があってはじめて壁を越えられる、向き不向きもわかるのかなと、そんなふうに感じることがよくあります。
それではまた。