単価を上げても仕事が増える理由

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

中堅くらいのフリーランスの方からよく聞くのが「そろそろ単価を上げたいのだけれど、上げると仕事が減るから、それはそれで困る」というお悩みです。

一見、尤もらしく聞こえますし、私も以前は「皆がそう言うのだから、そうなのだろう」と思ってました。

ところが実際には違いました。単価を上げても仕事は減りません。むしろ増えます。本質を見失わず、なすべきことを着実に積み上げてきた方であれば、希望以上の単価に上げても十分すぎる量の依頼が来ます。

低単価の仕事には理由があります。

高単価の仕事にも理由があります。

まずはお客様が求めるラインをクリアする。ここを履き違えて方向性を見誤ってしまうと「働けど働けど...」の悪循環に陥るおそれがあります。

「値下げ圧があって」という話も聞きます。ただ実際には、間に入っている翻訳会社が勝手に下げているだけの場合もあります。依頼主であるお客さまは、低価格を強いると何が犠牲になるのか、適正価格にすると何が変わるのか、といった質と価格の関係を理解している方と、予算重視の方に分かれます。品質にこだわるべき業務や文書もあれば、用途や予算によっては「早く安く」「機械翻訳で十分」という場合もあります。

ですから翻訳者として大切なのは、良い仕事をすることと、それをきちんと評価していただける取引先とつながることではないでしょうか。

それではまた。