英語学習成功の秘訣とは

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

最近では、将来を見据えて幼いうちから英語教室に通わせなければ…と焦る親御さんも多いと聞きます。

ですが英語は、大人になってからでも十分に巻き返し可能な学問です。

私自身、いまでこそプロの翻訳者として仕事をしていますが、もともと英語には苦手意識がありました。帰国子女には到底かなわないと思っていたからです。そんな状態から、気持ちを入れ替え「英語ができる人」と言われるまでには、さまざまな紆余曲折がありました。私が変わったのは、社会人になって数年経ってからです。

でも、だからこそ言えることもあります。

英語は、いつから学び始めても習得可能です。

これから取り組んでみようと思っている方、とくに苦手意識があって避けていたような方にこそ、ぜひ、英語というツールに親しんで、世界を広げて欲しいと思います。

ポイントは3つ!

語学習得を成功させるコツは3つあります。

ひとつずつ解説していきます。

1)小さな取り組みを長く続ける

語学は継続あるのみです。通勤時間を利用してKindleで洋書を読んだり、台所仕事をしながらリスニングをしてみたり、なんでもよいので日々の習慣に取り込み、意識せずとも無理なく継続できる生活スタイルを確立するとよいでしょう。

よく、平日は疲れているから週末にまとめて勉強しようとする人がいますが、これはやめたほうがいいです。コンスタントにコツコツ学習する人と、週末にまとめて勉強する人では、後者のほうが勉強が続かないというデータがでています。間隔を空けずに続けることが、成功への第一歩です。

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2)自分にあった方法を採用する

自分にベストな方法を見つけるヒントとして、認知心理学が役に立ちます。

認知とは 「心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと」をいいます(Wikipediaより引用)。

認知の方法としては2つ、視覚認知と聴覚認知があります。どちらが得意かは、人によって異なります。また、知覚した情報を処理する方法にも2パターンあり、継次処理と同時処理と呼ばれます。同時処理は、情報を一つのまとまりとして処理するのが得意です。継次処理は、時間軸に沿って順番に処理して考えることが得意です。

組み合わせると、こんなマトリクスができます。

 
同時
継次
視覚
タイプA
タイプB
聴覚
タイプC
タイプD

みなさんもこの4タイプのどれかには当てはまると思います。

たとえば私は、視覚よりは聴覚情報で理解するほうが得意でした。書記などをして、その場で全てを正確に書き留めるよりも、現地では聞くことに徹し、後からストーリーを組み立てながらまとめる作業のほうが得意でしたから、同時よりは継次で、タイプDです。

そこで、英語学習には音声素材と時差式シャドーイングを徹底活用しました。

語学スクールにも通いましたが、自宅では、暇さえあればテレビや映画の二か国語放送、ヒアリングマラソン、ニュース配信、Podcast、オーディオブックなどを使って、徹底的に英語に触れました。文法学習もPodcastの講座を活用し、語彙力強化には音声ゲームアプリを利用しました。

おそらく、聴覚認知を得意とするタイプC/Dの方が洋書を読もうとしても、最初は思うように読み進められないのではないでしょうか。反対に、視覚認知が得意なタイプA/Bの方は、リスニングで伸びを実感できるまで時間がかかるかも知れません。

継次処理が得意なタイプB/Dの人は、ディクテーションが苦手な可能性があります。同時処理が得意なタイプA/Cの人は、レポートを書き上げるのには苦労するかも知れません。

基礎力がついて慣れてくれば、どんな方法でも成果を出しやすくなりますが、学習の初期段階はとくに注意して、自分の得意な方法に徹するのがコツだと思います。

3)モチベーションを維持する

じつは、これが一番大切で、一番大変かもしれません。

語学学習は長期戦です。最初はやる気満々でも、途中で気持ちが途切れないよう、歯止めをかけておく必要があります。

私にとって大きな転換点は「明確な動機づけ」でした。なぜ自分は英語を勉強したいのか、英語ができるとどんな良いことがあるのか、しっかり掘り下げてから学習をスタートするのです。

そして、英語を習得できた先の、素晴らしい未来を具体的に思い描きながら、学習を続けてみてはいかがでしょうか。この際、妄想でもなんでもOKです。昇進する自分、転職に成功する自分、海外出張や海外旅行で颯爽と振舞う自分...なんでもよいので、ワクワク楽しいイメージを持つように心がけるとよいでしょう。

ただし、同じ熱量をずっと保つのは予想以上に大変ですから、工夫も必要です。

仲間がいると刺激になり、モチベーションを維持しやすくなります。時間が許せば、スクールに通うのもよいと思います。忙しい方は、自宅で受講できるオンライン授業などで、定期的に習熟度を確認するのも効果的でしょう。具体的な目標や、達成したいイメージを紙に書いて(描いて)、いつも目につく場所に貼っておくのも良いですね。

人間は忘却する生き物です。だからこそ、ありとあらゆる工夫をして、自分自身に初心を思い出させる。この手間を惜しまないことが、成否の分かれ道です。

最後に

こと英語に関しては多量の商材や情報が氾濫しています。全部を真に受けると大変ですから、自分に合いそうな方法、手ごたえを感じられる方法を取り入れて、続けてみてください。

以上、お役に立てば幸いです。

それではまた。