バイオ・メディカルライター&メディカル翻訳者 山名文乃のブログ

バイオ・メディカルライティングと製薬・治験翻訳

目標を決めて、続けるだけ

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

長く活躍できる人と短命に終わってしまう人の違いはどこにあるのかなぁと考えることがあります。もちろんそれ以前に、学習者から脱する、殻を突き破れる人と破れない人の違いも大事です。

自分のやり方がベストだと言うつもりはありませんが、たとえば私は、仕事に直結しそうにないセミナーでも面白そうと思えば気軽に参加しています。一方で「無駄なことはしたくない」「有用なものだけに時間を割きたい」という方もいます。

成功するまで続けるだけ

最近、全く別業界のセミナーに参加する機会がありました。

登壇者は大変な成功を収めているにも関わらず「順調ではなかった、失敗もたくさんした」と話される、謙虚で控えめな方でした。「自分は特別ではない。ただ目標を決めて、成功するまで続けただけ」とも仰っていました。

成功者ならではの芯の通ったメッセージに背筋がスッと伸びる思いがしました。

行動の量が大事とはいいますが、方向性も重要です。

では、どうするか。

答えはシンプルでした。

目標を決め、成功するまで続けるだけ。 

「役に立つ」は後付けにすぎない

何をどうすれば目標達成に役立つのか。最初から間口を狭めすぎないほうがよい、というのが私の意見です。上手くいったかどうかは後付けであって、最初からわかる人は少ないと思います。結局、自分でもやってみないと分からない。であれば、最初から絞り込んで行動と可能性を狭めるのはもったいない。

「役に立つのか」「結果が出るのか」と悩む暇があるなら少しでも動く。「面白そう」「やってみたい」とワクワクする気持ちを起点にどんどん動く。考えるのは動きながらでも間に合います。

 一見、回り道に見えますが、先々まで息長く活躍するためには最も着実なやり方ではないでしょうか。成功の裏には9割の失敗があるともいいます。9割の失敗から何を学び、どのように改善して次の一手を打つかが大事なのだと思います。

また、続けるのに苦労するようであれば、そもそも向いていない可能性があります。「○○に進めば報酬が高い、苦労しない」という動機の方に多く見られるのがこのパターンです。需要がある以前に、その対象に興味を持てる否かが大事です。いくら需要が高くても、興味がなければ、成功できる確率はかなり低くなります。

興味のあることなら続きます。これならばと確信を持てるやり方で、魂を込めれば、殆どの場合は良い結果が返ってきます。返ってこないのなら、やり方が悪いのか量が足りないかのどちらかです。量が足りなければ増やすだけ、やり方が悪いのであれば、別のやり方を試してみればよいと思います。

以上、参考になれば幸いです。それではまた。