メンタリストDaiGoさんの新刊『ポジティブ・ワード』を読了しました。
いままで漠然と「こうした方がいいんだろうな」と思っていた方向性を再確認でき、何より心理学的な落としどころができるので、すっきり腑に落ちて良かったと思います。
気になったフレーズを5つだけ書いておきますので、よかったらご覧ください。順不同はご容赦ください。
「人間の限界は脳が決めている」
あきらめる前に、もう一度だけ挑戦してみよう。あきらめそうになっても、常にもう一度だけ挑戦することで、あなたはどこまでも前に進んでいくことができる。どうしてもつらい時には、少し休んでも構わないから、必ずもう一度だけ挑戦する癖をつけていこう。
— メンタリストDaiGo@ニコ生TOP30 (@Mentalist_DaiGo) 2016年4月12日
「体が限界を迎えるかなり手前で、脳が 『もう限界だ』と判断している」ことがスポーツ選手で実験をして分かったそうです。トレーニングは脳をだますために行うのだとか。これは、スポーツに限らず当てはまりますね。どんなに無理そうに思える難しい仕事でも「私にはこれをやりとげる力がある」と言い聞かせて取り組むと、ふっと乗り越えられることがあります。何をするにもまずは自分を信じること、諦めずに、絶対にできると全幅の信頼を置いて努力をすることが大事なのでしょうね。
「仕事を後回しにすると脳の疲れが増幅する」
人間には、今すぐやる人と後回しにして結局やらない人の2種類しかいない。
— メンタリストDaiGo@ニコ生TOP30 (@Mentalist_DaiGo) 2016年6月28日
後回しにするのは一見楽そうに見えるが、後回しにしてから改めてそれを行うのは、多くの意志の力を必要とし、今すぐやることよりもずっと難しいのだ。だから、今すぐに始めなければ、何年たっても始めることはできない。
やり残した仕事は「ずっと意識し続けなければならないために、意志力を浪費し続け、脳の疲れのもとになる」のだそう。だから気が進まない仕事ほど先に片づけたほうが、効率的にも精神衛生上も良いわけですね。実際に有能な人ほど何でもレスポンスが早いです。反対に返事も決断も遅い人は...やっぱりなぁと思い当たります。
翻訳学校の生徒さんでも、すぐに反応する人とそうでない人は歴然と差が開いています。たまに後からワンテンポ遅れて動く人もいますが、たいていはチャンスの神様が去った後。本当にもったいないです。すぐに行動して得することはあっても、損することは絶対にないので、注意したいですね。自戒もこめて。
「自分を変えたいなら、振り返らずに行動し続けることだ」
自分を変えたいと思うなら、振り返らずに行動し続けることだ。
— メンタリストDaiGo@ニコ生TOP30 (@Mentalist_DaiGo) 2016年4月27日
何度も確認するのは自信がない証拠であり、自分はまだできることがあるのにしていない、怠けているという自覚があるということだ。自分が変わることができたかどうかを確認する必要はない、実感するのは変わったあとでいい。
いままでの状態からひとつ脱皮したいと思ったら、服装や振る舞いなど外側から変えるのが手っ取り早い方法です。立場が人を作るとも言います。中身は後からでもついてくるのですよね。そして、とにかく続けることです。成功の秘訣は「まず始めること、そして続けること」。歩みが止まっていると感じたら思い出したい言葉ですね。
「常識はおかしな人たちが作ったものだ」
誰もやらなかったことをすると最初はおかしいと批判される、しかしそれで成果をあげれば、みんな真似をしてそのおかしなことが常識になる。常識はおかしな人たちが作ったものなのだ。だからあなたも他人と違うことを恐れる必要はない。いつかあなたの真似を皆がするようになるかもしれないのだから。
— メンタリストDaiGo@ニコ生TOP30 (@Mentalist_DaiGo) 2016年5月11日
そう!人と違うことを恐れてはいけません。むしろ勲章です(笑)。
「うぬぼれているほうが行動しないよりましだ」
臆病で消極的な人間になるぐらいなら、多少うぬぼれだとしても積極的な人間になろう。
— メンタリストDaiGo@ニコ生TOP30 (@Mentalist_DaiGo) 2016年5月10日
謙虚であるのは素晴らしいことだが、それは能力があり行動もしている人だけに言えることだ。何も成していない人間は、何も言うことなどないのだから謙虚もなにもない。うぬぼれている方が行動しないよりましである
謙虚は美徳のように思われがちですが、名実ともに評価を得てからでも十分です。本書にも「謙虚になるのは成功してからでも遅くはありません」とあります。周りを見ていても短期間で軌道に乗れる人は最初は鼻っ柱が強いくらいで後々ちょうど良くなるようです。素直さは必須だとしても、過度に謙虚である必要はありません。なかには新人は謙虚であるべしという意見の方もいるでしょう。色々な考えがあるのは仕方ありません。でも少なくとも私は、自信を持って前向きに頑張っている人をみるのは好きですし、応援したくなります。
続きは本書もご覧ください。
それではまた。