最近の嬉しいことば

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私の仕事は、翻訳であれば、原文に沿って、日本語から英語または英語から日本語の文書を仕上げます。

 

メディカルライティングでは原文がないことが多く、実験データや構想案や参考文書をもとに、投稿論文を書き上げたり、審査当局(独立行政法人医薬品医療機器総合機構:PMDA)に提出する新薬の承認申請文書を作ったりします。英語で書く場合もあれば、日本語で書く場合もあります。

 

医療ライターの場合は、調査やインタビュー取材に基づいて日本語で記事を書き上げます。 

 

このほかに少し講師の仕事もしています。集合授業をする場合もあれば、講演のような場合もあり、ごくまれに依頼ベースで個人指導もあります。 

 

細かな違いはありますが、どれも共通して文字やことばや文章を介して読み手や聞き手に伝える仕事だと思っています。

 

最近「説明がわかりやすい」と言っていただけることが増えました。

 

これ、私にはとても嬉しい言葉なんです。

 

というのも、引き受けるからには、伝えた情報を何らか役立てていただきたい。そのためにも、少しでも記憶に留めてもらえるように工夫をしています。

 

まず、聞き手には、伝える内容に意識を向けてもらう必要があります。印象的であれば記憶に留まりやすく、興味が薄ければ繰り返して補うしかありません。

 

この段階では、まだ「短期記憶」です。気を抜くとすぐに消えてしまいますから、さらに「長期記憶」に定着させるためにも、もうひと手間が必要です。

 

それには、聞き手がよく知っている既存の知識と、新しい情報とを関連付けて、その人なりに深く理解してもらう必要があります。これが出来れば、着実に取り込まれたと言ってよいでしょう。

 

ではどうすれば関連付けやすくなるか。

 

聞き手が身近に感じやすく共感しやすいかどうか。当たり前ですけど完璧な説明をするだけでは、ダメなんですね。

 

試行錯誤を続けていますが、こうした積み重ねで「説明がわかりやすい」と言っていただけるのだとしたら、とても嬉しく思います。