市場価値とプライシング

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先日、異業種の方を交えてプライシングの話をする機会がありました。

 

ある仕事ができるようになるまでの労力と得られる報酬とを考えたとき、他業種と比べて産業翻訳ではまだまだ「割が悪い」方のほうが多い状態です。

 

その原因を、レートが下がっているからだとか、業界構造云々だとか、外に求めて納得している方のほうが多いように思います。

 

本当にそうなのでしょうか。

 

真の原因は自己評価の低さからくるプライシングのまずさではないでしょうか。

 

当てはまらない方はスルーしてください。

 

でも、知るかぎりですが「これくらいが自分の時給として妥当」だと思っていた金額が、じつは他の仕事では n 分あたりの価格だったという方も少なくないのです。

 

このあたりの数値感覚を掴めているか否かで大きく変わってきます。

 

やりがいがあるから低くて仕方ないと納得している方も、まだまだ多くおられます。

 

業界構造云々以前に、まず変えるべきは一人ひとりの自己評価ではないか、という気がしています。

 

業界全体への働きかけも大切ですが、個人の力ですぐにでも取り組めることがあるのなら、やらないよりは試してみたほうがいいんじゃないかと思います。

 

自分や同業者や訳文に対して謙虚なのはよいとしても、外に向けては、もっと胸を張れる人が増えて欲しいと願っています。