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未経験者が翻訳の仕事を得るには

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こんにちは。メディカル翻訳者&メディカルライターの山名文乃です。

 

翻訳の仕事を得るにはさまざまなルートがありますが、なかでも一般的なのは、翻訳会社が実施する「トライアル」という試験を受けて委託先として登録する方法です。試験に合格すると「秘密保持契約」や「業務委託契約」を締結しますが、契約しても必ず依頼がくるわけではなく、依頼があったとしても将来的な量的保証はありません。経験と実力がある翻訳者でトライアルの成績が良い場合に限り即受注となります。仕事の評価が高ければ継続的に依頼がきます。この「トライアル」の合格率は1割未満と言われています。

 

未経験から翻訳者を目指す方たちを対象にしたクラスで「未経験者が翻訳の仕事を得るためには100点満点のトライアルで何点を取ればよいと思いますか」と質問すると、だいたい「90点くらい?」という回答が多く寄せられます。

 

どれくらいの点数を取れば、未経験から仕事につながると思いますか?

 

私の授業では、とくに未経験者は120点を取るつもりで挑むようにと話しています。100点満点ですから、どこかでボーナス点を狙うわけです。さらに言うと「合格する」つもりで受けるのではなく「合格後ただちに仕事を得る」つもりで受けるとよいでしょう。経験者の市場で未経験者が仕事を獲得するためには、当然のことながら「経験者に勝る」という評価を得なくてはなりません。そうでないと直ちに仕事を「獲る」のは難しいからです。経験者に勝るとも劣らない位であれば、付き合いの長い既存の翻訳者のほうが都合がいいに決まってますから、訴求力が弱いですよね。ですから、ボーナス点も含めたトライアルの出来に加えて、レジュメの書き方にも工夫が必要です。参考:トライアル現場主義! [ 近藤哲史 ]

 

経験者と未経験者では取るべきアプローチ異なります。努力をしても方向性が違えば結果は出ません。なかなか上手くいかず悩んでいる方は 個別指導 などを活用して突破口を見つけてください。