「好き、楽しい」を原点に

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翻訳学校フェロー・アカデミー総合翻訳科カレッジコースのメディカル翻訳クラス、後期最後の講義が終わりました。

ほとんどの方が未経験から翻訳者を目指しています。身に付けていただきたい内容や正さねばならない点はしっかりお伝えする必要がありますが、もう一点、気を付けていたことがありました。それは、翻訳を、メディカルの世界を、好きなままでいてもらうこと

指導者として1番大事なのは好きなままでいさせてあげること。上手い下手、才能の有無にかかわらずいかに好きなままでいさせてあげれるか。

体操の内村航平選手のお母さまの言葉です。聞いた瞬間に妙に心に響きました。

自分自身を振り返っても、原点は「好き、楽しい」という単純な気持ちです。実際に仕事をはじめると、いろいろなことがあります。でも必ず立ち返るのは「やっぱり翻訳が好き」「ライフサイエンスの世界って楽しい」という思い。これがあるからこそ、もっと腕を上げたい、そのために行動したいという原動力になるのです。そして実際に「好き、楽しい」という気持ちが強い人のほうが伸びていくのです。

ですから、今期はとくにこの点に注意してみようと裏テーマに掲げて取り組んできました。翻訳の技法を伝えるだけの授業ではなく、しかも一方的に伝えるのではなく、医療の世界の面白さや奥深さが少しでも伝わればと、そんなふうに思って講義を組みました。

私のクラスでは、初日に自己紹介をかねて抱負を語ってもらいます。昨年同様「バックグラウンドがなくて不安」と言う生徒さんが多かったのですが、回を重ねるごとに理解が深まり、着実に力を付けていたと思います。反応を見る限りは授業も楽しんでくれたのではないかと。詳しくは書けませんが、最後にとても嬉しい報告も聞くことができました。

約半年間、お疲れさまでした。

私自身も充実した気持ちで最後まで走りぬくことができました。

感謝をこめて。