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商標騒動からの…

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元弁理士の方がエイベックスより先に商標「PPAP」を出願していたことで、ちょっとした騒動になっています。

これを受けてか、特許庁から通達がありました。

www.jpo.go.jp

知財に関しては専門外ですので詳しくは控えますが、弁理士さんの見解を拝見する限り、合法的な(しかし心情的には「ひどい」としか言いようのない)商標先取りをされたとしても、特許庁が「認めない」という運用をしてくれそう...と期待できる文面です(詳しくは専門家にご確認くださいね)。

バイオやメディカルの世界でも知財戦略は重要です。とくにバイオは、ベンチャー企業が多い業界ですから尚更です。

ベンチャーのなかでも一歩進んだ存在と言われているのが、大阪大学発のアンジェスMGです。日本初となる遺伝子治療薬の開発に成功しつつあるとの発表を受けて、株価が急上昇したことでも有名になりました。アカデミア発のバイオベンチャーとしては初めて東証マザーズに上場しています。

※遺伝子治療薬とは、人間の体内に特別な機能を持つ遺伝子を入れて病気を治そうとする薬をいいます。

www.anges-mg.com

同じくアカデミア発では、たとえば東京大学からはウエーブライフサイエンシズ。ハンチントン病という難病の治療薬の開発を目指して、昨年から臨床試験を行っています。

www.nikkei.com

京都大学からは、いま注目の予防医学の領域で、学校健診の記録をもとに成人期の病気の予防を目指すベンチャー企業も登場しています。

一時期、バイオ系の会合では「欧米に比べて日本はベンチャーの動きが活発でない、だから創薬の国際競争力がないのだ」などと危惧されていましたが、どうしてどうして。日本のアカデミアもバイオベンチャーも頑張っていますよ!

 

知財戦略ならまずはここから...と弁理士さんに推薦いただいた本が「下町ロケット」。あの「半沢直樹」で有名な池井戸潤さんの本です。

 

こちらの本自体もドラマ化されましたが、原作のほうが、研究者の視点からみた知財戦略の描写が細かく、共感できる点が多いストーリー展開です。

下町ロケット [ 池井戸潤 ]